僕も従来通り、
「結果目標(いつまでに何kg痩せるか)」を
持っていますが、
同時に、「結果の向こう側」にある自分を設計してみました。
・常に自分の体重や健康状態に関心を持っている
・がっつりしたものを食べなくても満足できるようになる
・お酒を飲みながらでも暴食しなくなる
・運動に興味を持ち、日常の中で体を動かす機会を作り出せる
こうなると、行動目標が少し変わってくるわけです。
今までの結果偏重の行動目標だと、
・痩せるまでビールは飲まない
・朝ご飯の代わりにプロテインシェイクを飲む
・毎日30分ジョギングする
・・・みたいな積極的なプランを考えるわけですが、
・飲み会に誘われたら飲むしかないし、ずっとは続けられない。
・プロテインシェイクはあまり好きじゃないし一生飲むのはヤダ。
・出張や泊りの仕事が多い僕にはジョギングの習慣化は難しい。
「結果の向こう側」を考えると、
僕にとってはどれも現実味がないわけです。
※もちろん、プロテインシェイクが大好物の方はそれを習慣化できるかもしれません。この辺りは人それぞれだと思います。
結果の向こう側が見えていると、
「習慣を変える」ことにフォーカスできるようになります。
・ビールを飲むときは、食べ過ぎないようにする
これなら飲み会を断らずに済む。
・朝ご飯と昼ご飯の2食で、カロリーをコントロールする
昨晩の残りのカレーを朝に食べても、これならバックアップ可能。
・階段を1日10フロア分登る。
マンションの8階に住む僕の場合、朝刊を階段でとりに行けば、
あとは最寄り駅の階段だけでも10フロア分になる
・これらがうまくいかなかった日は、翌日挽回する。
徐々に挽回不要な自分になっていけば、それでいい。
・・・例えば、 このような状態に自分がなったとします。
期限までに体重が「-5kg」にならなかったとしても、
体重が減るのは時間の問題な気がしませんか?
実は、「結果の向こう側」を見るということの最大の効用が、
結果に固執しなくなること
・・・にあります。
ダイエットは、無事目標を達成してもその反動で、
目標を達成しなくてもモチベーションが落ち込んだせいで、
結局リバウンドしてしまうことが多いのですが、
結果の向こう側にフォーカスしていると、
結果は「とるに足らないもの」になってきます。
これ、実は色々な場面に応用が利くんじゃないかと思っています。
結果を重視しすぎたせいで起こる色々な弊害。
皆さんや周囲の人に、当てはまるケースはありませんか?
・子供が名門校に合格できるようにビシバシ教育をした。
無事合格したは良いが、燃え尽きてその後落ちぶれてしまった。
・営業トップの成績をとりたくて、周りを蹴落としながらのし上がったが、
そんな彼を応援してくれる人はもう、1人もいない。
・前経営者よりも良い業績を残したくて、
組織ぐるみの不正に手を染めた。
例えば子供を「知的好奇心旺盛な子」にするという「結果の向こう側」があれば、小さいころにお受験で失敗しても、大学受験のころには成功できるポテンシャルは育つと思います。
営業トップの成績をとった彼の「向こう側」にはきっと出世があったでしょう。仲間を巻き込めるようになれば、個人の成績よりも「皆の成績」にフォーカスをあてられるようになり、営業部長というリーダーとしての実績を挙げることが、あとあと可能になるはずです。
(3つ目のお題は、実は会計という仕組みのありかたの根本にかかわると思っていて、今自分でも答えを探しています)
この記事を書いているのは11月の下旬です。
まもなく忘年会のシーズン、多くの人がダイエットに挫折する時期でもあります。
僕の仮説が正しいかどうか??
とりあえず自分自身で検証をしてみたいと思います。
0コメント